バランス整骨院 中原
鍼灸師の北村です。
少しずつ春の温かい日が増えてきました。
しかし朝夜の寒さは健在で、一日の気温差が大きくなる時期でもあります。
このような時期、体は疲れやすいので怪我をしやすくなります。
特に増えてくるのが“ギックリ腰”です。
先月から今月にかけて
当院でもギックリ腰の症状で来院される患者さんが急増しました。
患者さんのお話を伺うと
「朝、顔を洗おうと前かがみになった時、腰に衝撃が走った…」
「荷物を持ち上げた瞬間、腰が崩れ落ちるように痛くなった…」
と、このように前触れなく突然に痛みが襲ってくることもあり
まさに“魔女の一撃”と呼ばれるのも頷けます。
今回は、そんなギックリ腰について紹介します。
原因や予防法を知るだけで
体を痛めるリスクをグッと下げる事が出来ます!
是非、普段の生活に役立ててみてください。
ギックリ腰の原因とは
ギックリ腰は、腰周りの筋肉や靱帯、関節に負荷がかかることで起こる症状です。
特に、筋肉や靱帯が断裂を起こし
神経を刺激するので、激痛を感じてしまうのです。
原因については様々ですが
やはり一番多いのは「筋肉の疲労」です。
筋肉の疲労が、徐々に蓄積して
結果として強い痛みの原因となってしまうのです。
実は私もギックリの経験者です。
学生の頃、試験前で一日に何時間も同じ姿勢で勉強していました。
すると、椅子から立ち上がった時に強い痛みが!
長時間の同じ姿勢により、筋肉に疲労が溜まり
ちょっとした動作で痛めてしまったのです。
ギックリ腰の解決方法とは
ギックリ腰では、強く痛めてしまった場合
動くことも立ち上がることも出来ない事があります。
そのような時は、安静が一番です。
なるべく楽な体勢になって体を休めてください。
横向きに寝て、腰を丸めるようにすると幾分か楽になります。
痛めた部分を温めてしまうのもNGです。
却って痛みが増してしまうので、なるべく冷やすようにしましょう。
氷嚢やアイスパックを使い、患部が「冷たい!」と感じるまで冷やします。
※湿布は冷たく感じますが、冷やしているわけではないので
氷やアイスパックを使用して冷やすようにしましょう。
痛みが落ち着いてきて
日常生活に支障が出なくなってきたら
予防のための運動や、体の使い方を意識していきましょう。
特に体の使い方によって
腰は痛めるリスクが大きく変わります。
下の物を取る時に、ついつい腰だけを曲げて取ろうとしていませんか?
これは腰を痛める典型的な例です。
腰だけを曲げるのではなく
「膝を曲げてしゃがむ」事により、負担を減らすことが出来ます。
体の使い方は、癖になっている場合がほとんど。
意識して、体を痛めない使い方を覚えていきましょう!
また最初にも記載した通り、この時期は一日の気温差が大きくなります。
気温差が大きいと、体は適応するために自律神経が過剰に働きます。
自律神経の過剰な働きは、疲労感を高めるので
この時期は疲れやすい、体を痛めやすいという事なのです。
疲労を溜めないために、適切な食事睡眠を摂ることも
ギックリ腰の予防には、とても重要な事です。
まとめ
ギックリ腰の原因と解決・予防方法を見てきました。
特に体の使い方は、多くの人が、ついつい痛めやすいやり方を
実践してしまっているのではないでしょうか。
快適な生活のために
今回のコラムが役立てれば嬉しいです。
無理をし過ぎず、体を大切にこの時期を乗り越えていきましょう!
バランス整骨院 中原
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