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この時期に増える腱鞘炎について

バランス整骨院 中原

鍼灸師の北村です。


まだまだ寒い時期が続き

特に朝は体が動かし辛い人も多いのではないでしょうか。

この時期に増えてくる症状に「腱鞘炎」というものがあります。

関節痛のイラスト(手首)

最近、当院でも腱鞘炎で来院される患者さんが増えています。

特に多いのが

小さなお子さんを抱っこすることが多い子育て中の方や

デスクワークやスマホ操作で指や手首を酷使している方。

 

腱鞘炎は放っておくと痛みが長く続いてしまいます。

”少し手首が気になるな”と感じたら

ケアを始める合図です。

 

 

腱鞘炎の原因とは?

腱鞘炎は、筋肉と骨をつなぐ「腱(けん)」が通る

トンネル状の部分「腱鞘(けんしょう)」に炎症が起こることで生じます。

この炎症の原因はどのようなものがあるのでしょうか。

 

キーボードを打つ、子どもを抱っこする、スマホを使う、料理をする…

普段の生活や仕事では、手や指を酷使する場面が多いですよね。

特に、同じ動作を繰り返すことで腱鞘に負担がかかり、炎症が起こりやすくなります。

 

タイピングのしすぎで手が痛い人のイラスト

 

また、出産後の女性に腱鞘炎が多いのも特徴のひとつです。

これは、ホルモンバランスの変化が原因です。

更に赤ちゃんの抱っこも重なり

手首を痛めやすくなってしまいます。

 

40代以降になると、腱や腱鞘の柔軟性が低下してきます。

そのため、少しの負担でも腱鞘炎を引き起こしやすくなります。

 

以前に患者さんから言われたのは

家の大掃除を行った時から手首が痛くなった、ということ。

普段からの手首への負担、というよりも

腱や腱鞘の柔軟性低下により痛めやすい状態になっていたのだと思われます。

 

つまり、腱鞘炎の原因は

「使いすぎ」「ホルモン」「加齢」3つが大きなポイントになります。

 

 

腱鞘炎の解決方法とは?

腱鞘炎の解決には、炎症を抑えることと、手や指への負担を減らすことが必要です。

 

まずは、痛みがある手や指を休ませることが最優先です。

パソコン作業が長時間続く方は、仕事の合間に手首を休ませる時間を作ることで

徐々に炎症が落ち着いていきます。

「休憩中」の看板のイラスト

そして炎症が落ち着いてきたら、ストレッチを行っていきましょう。

筋肉に柔軟性が付き、腱鞘への負担を減らすことができます。

手首に繋がる腕の部分を、特にストレッチすると効果が高いのでオススメです。

 

※ただ、やり過ぎは注意が必要です。

痛みが出るようなストレッチではなく

「気持ちがいい」ぐらいのストレッチを心掛けましょう。

 

ストレッチ以外にも腱鞘炎予防でオススメのケアは

「肩を回す体操」にです。

手首に繋がる筋肉は腕にあります。

肩を回す事により、腕や手首周りの血行がよくなり

腱鞘炎予防に繋がります。

腕や手首だけでなく

首・背中の疲れも取れるので

特にデスクワークの方にはオススメの体操になっています。

 

 

まとめ

腱鞘炎は、体を酷使することで起こりやすい症状ですが

日常生活の工夫や適切なケアで予防・改善ができます。

そして腱鞘炎は「頑張りすぎ」のサインでもあります。

少し落ち着いて、自分の手や指をいたわる時間を作ってみてください。

 

 

バランス整骨院 中原

川崎市中原区下小田中2-10-26 第5中原ビル1F

JR南武線 武蔵中原駅から徒歩5分

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